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感情とパーソナリティ

自己肯定感とは

英語: Self-esteem ・ 更新日 2026-10-03

自己肯定感とは、自分自身を価値のある存在だと感じる、肯定的な評価や感覚のことです。

01自己肯定感をくわしく

自己肯定感(自尊感情)とは、自分自身を価値のある存在だと感じる、肯定的な評価や感覚を指す言葉です。心理学では、質問紙を使って本人にどの程度そう感じているかを答えてもらう方法で測定されることが多く、ローゼンバーグ自尊感情尺度が広く使われています。

2026年に発表された総説は、これまでの縦断研究をまとめ、自己肯定感は子どもから大人になる過程で高まり、中年期から高齢期の初めごろにピークを迎え、非常に高齢になるとはっきりと低下するという、年齢に伴う変化のパターンを紹介しています。

この総説はまた、自己肯定感を無理に高めようとすることの限界にも触れています。自己評価が、成果や他者からの評価、周囲との比較に強く依存している場合、自己肯定感はかえって不安定になりやすいと述べ、点数を上げること自体を目的にするべきではない場合があると指摘しています。

一方で、自己肯定感の低さは、他の要因とあわせて心の不調と関連することも報告されています。2026年の別の研究では、思春期の人を対象にした37件の研究のうち7件で、自己肯定感の低さと抑うつ症状の強さに関連がみられましたが、分析対象の多くが一時点での調査であり、どちらが原因でどちらが結果かを断定することはできないという限界も示されています。

02身近な例

テストの点数や周りからの評価が良いときだけ自分に満足できる、という状態は、自己肯定感が成果や評価に依存して不安定になっている例として説明されることがあります。

03講座で学ぶ

自己肯定感は、無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次のレッスンで詳しく学べます。

  1. 第13章働く意欲はどう生まれるか。目標設定理論

FAQよくある質問

自己肯定感とは何ですか?

自己肯定感とは、自分自身を価値のある存在だと感じる、肯定的な評価や感覚のことです。心理学では、質問紙によって測定されることが多い概念です。

自己肯定感は年齢とともにどう変化しますか?

2026年の総説によれば、自己肯定感は子どもから大人になる過程で高まり、中年期から高齢期の初めごろにピークを迎え、非常に高齢になると低下する傾向があるとされています。

自己肯定感を高めれば、心の不調は必ず改善しますか?

必ずしもそうとは限りません。自己肯定感の低さと抑うつ症状の関連を調べた2026年の研究の多くは一時点の調査であり、自己肯定感を高めることが心の不調の改善に直接つながるかどうかは、この研究だけでは断定できません。

出典

  1. Cai, J., Yu, L., Huang, H., Guo, Y., & Shi, F. (2026). Self-worth systems in aging societies: A narrative review and conceptual framework from self-esteem to healthy longevity. Frontiers in Psychology, 17, 1879051.
  2. Coleman, E. S., Vance, D. E., Billings, B., & Rice, M. (2026). A scoping review of self-esteem in the context of US adolescents with depressive symptoms and overweight and/or obesity status. Journal of School Health, 96(8), e70200.

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