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心理学研究法

独立変数とは

英語: Independent Variable ・ 更新日 2026-10-03

独立変数とは、実験で研究者が意図的に変える条件のことです。独立変数の影響を受けて変化するかどうかを測る結果は、従属変数と呼ばれます。

01独立変数をくわしく

実験や調査を計画するとき、研究者はまず「何を変化させ、何を測るか」を決めます。このとき研究者が意図的に変える条件や要因を独立変数と呼びます。たとえば薬の効果を調べる実験では、「薬を飲んだかどうか」が独立変数になります。

インドの医学誌に掲載されたアンドレードの解説(2021年)では、独立変数は「値が他の変数に影響を与える変数」と説明され、年齢や性別、喫煙の有無などが例として挙げられています。実験では多くの場合、研究者がこの独立変数の条件を複数用意し、参加者をどの条件に割り当てるかを決めます。

スポーツ医学の研究デザインを解説した2010年の論文では、研究の方法の章でまず独立変数(操作する条件)を決め、その後に従属変数(測定する結果)を名付けるという順序が勧められています。

誤解されやすい点として、独立変数と従属変数は変数そのものに固定された分類ではありません。ある研究で結果として扱われる変数が、別の研究では原因として扱う独立変数になることもあります。たとえば喫煙の有無は多くの研究で独立変数として扱われますが、喫煙を始めるかどうか自体を調べる研究では従属変数になります。

02身近な例

ダイエット法の効果を調べる実験で、「どの食事法を試したか」が独立変数になります。

03講座で学ぶ

独立変数は、無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次のレッスンで詳しく学べます。

  1. 第2章実験・調査・観察は何が違うのか。心理学の3つの研究法

FAQよくある質問

独立変数とは何ですか?

独立変数とは、実験で研究者が意図的に変える条件のことです。

独立変数と従属変数の違いは何ですか?

独立変数は研究者が操作する原因側の条件で、従属変数はその影響を受けて変化するかどうかを測る結果側の変数です。

ある研究の独立変数が、別の研究では従属変数になることはありますか?

あります。独立変数・従属変数は、その研究で何を原因・何を結果として扱うかという位置づけによって決まるため、同じ変数の扱いが研究によって変わることがあります。

RELATED同じ分野の用語

確証バイアス再現性従属変数

出典

  1. Andrade, C. (2021). A student's guide to the classification and operationalization of variables in the conceptualization and design of a clinical study: Part 1. Indian Journal of Psychological Medicine, 43(2), 177-179.
  2. Knight, K. L. (2010). Study/experimental/research design: Much more than statistics. Journal of Athletic Training, 45(1), 98-100.

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