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パーソナリティ

パーソナリティとは

英語: Personality trait ・ 更新日 2026-10-03

パーソナリティ(特性)とは、思考・感情・行動のパターンにみられる、時間や状況を超えて比較的安定した個人差のことです。

01パーソナリティをくわしく

パーソナリティ特性の定義には「安定性」が中心的な要素として組み込まれている。Terracciano, McCrae, Costa(2010)は、特性を「行動・思考・感情にみられる、持続的な傾向や習慣的なパターン」と説明し、安定性を定義の核としつつも、それは「不変であること」を意味しないと注意している。

実際、同じ研究では30歳未満の成人で再検査相関が平均.68から.75程度へ上昇する一方、30歳以降はほぼ変化がなかった。全体サンプル(684人)の再検査相関はr=.75で、約92%が.50を超える値、74%が.70を超える値を示した。

Terracciano, Costa, McCrae(2006)のボルチモア加齢縦断研究(最長42年の追跡)でも、NEO-PI-Rの5つの特性の再検査相関は中央値約.70、個々の特性で.78〜.85に達しており、成人期を通じて特性の順位がかなり保たれることが確認されている。

一方で、安定性は年齢・測定間隔・測定方法など複数の要因に左右される複雑な概念であり、「特性だから一生変わらない」と短絡的に考えるのは誤解である。特性の平均的なレベル(たとえば外向性の強さ)自体は、経験や老化によって変化しうる点にも注意が必要である。

02身近な例

学生時代に「おとなしい」と言われていた人が、社会人になっても集団の中では比較的物静かな方である、というのもパーソナリティ特性の安定性の一例。

03講座で学ぶ

パーソナリティは、無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次のレッスンで詳しく学べます。

  1. 第11章パーソナリティとは何か。特性の一貫性と変化

FAQよくある質問

パーソナリティ(特性)とは何ですか?

パーソナリティ(特性)とは、思考・感情・行動のパターンにみられる、時間や状況を超えて比較的安定した個人差のことです。

パーソナリティ特性と「状態」の違いは何ですか?

特性は時間や状況を超えて比較的安定した個人差を指すのに対し、状態はその時その場で変化する一時的な気分や振る舞いを指します。たとえば「不安になりやすい性格」は特性ですが、「今日は不安だ」は状態です。

パーソナリティ特性は一生変わらないのですか?

いいえ。Terracciano, McCrae, Costa(2010)の定義でも、安定性は特性概念の中心的な要素ですが「不変であること」を意味しないとされています。集団内の順位は保たれやすい一方、個人の特性のレベル自体は経験によって変化することがあります。

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出典

  1. Terracciano, A., McCrae, R. R., & Costa, P. T., Jr. (2010). Intra-Individual Change in Personality Stability and Age. Journal of Research in Personality, 44(1), 31-37.
  2. Terracciano, A., Costa, P. T., Jr., & McCrae, R. R. (2006). Personality Plasticity After Age 30. Personality and Social Psychology Bulletin, 32(8), 999-1009.

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