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心理学の独学Q&A公認心理師になるには?資格の取り方と仕事
更新日 2026-10-02
公認心理師は、大学・大学院で指定科目を修めて国家試験に合格し、公認心理師登録簿に登録することで名乗れる国家資格です。
01公認心理師とはどんな資格か
公認心理師は、2017年に全面施行された公認心理師法にもとづく国家資格です。
公認心理師法は2015年9月16日に公布され、2017年9月15日に全面施行されました。この法律にもとづき、公認心理師登録簿に登録された人だけが「公認心理師」の名称を使って、保健医療・福祉・教育・司法・産業などの分野で、心理に関する専門的な知識と技術を用いた業務を行うことができます。
公認心理師法第2条では、業務として、心理に関する支援を要する人の心理状態の観察とその分析、本人への相談・助言・指導などの援助、関係者への相談・助言・指導などの援助、心の健康に関する知識の普及のための教育・情報提供の4つが定められています。
02公認心理師になるための受験資格
主なルートは、大学・大学院で指定科目を修める方法と、大学で指定科目を修めて実務経験を積む方法です。
公認心理師試験の受験資格には複数のルートがありますが、代表的なのは、①大学で指定された科目を修めて卒業し、さらに大学院で指定された科目を修めて修了する、②大学で指定された科目を修めて卒業し、特定の施設で一定期間、心理職として実務経験を積む、という2つです。
どの科目が「指定科目」にあたるか、実務経験として認められる施設・期間などの細かい条件は、年度によって運用が見直されることがあります(2026年時点)。最新の条件は、試験の実施団体である公認心理師試験研修センターの公式サイトで確認してください。
03試験の実施団体
公認心理師試験は、厚生労働大臣・文部科学大臣が指定した一般財団法人公認心理師試験研修センターが実施しています。
公認心理師試験と、合格者を公認心理師登録簿に登録する業務は、公認心理師法にもとづいて厚生労働大臣・文部科学大臣から指定を受けた一般財団法人公認心理師試験研修センターが行っています。
試験は2018年に第1回が実施され、その後も毎年実施されています。試験日程や受験の手引きなどの最新情報は、公認心理師試験研修センターの公式サイトで公表されています。
04公認心理師が働く分野
保健医療・福祉・教育・司法・犯罪・産業・労働の5分野が、公認心理師の主な活動の場です。
公認心理師は、精神科病院や心療内科などの保健医療分野、児童相談所や障害者支援施設などの福祉分野、スクールカウンセラーなどの教育分野、家庭裁判所や保護観察所などの司法・犯罪分野、企業の相談室などの産業・労働分野という、5つの主要な分野で働いています。
どの分野で働く場合も、公認心理師法で定められた守秘義務や、医師・教師など関係者との連携の義務を守って業務を行う必要があります。
05資格取得後の更新
公認心理師には、臨床心理士のような定期的な資格更新の制度はありません。
公認心理師は国家資格であり、登録を取り消されない限り、資格の有効期限や更新試験はありません。ただし公認心理師法では、信用を失うような行為の禁止、秘密保持義務、関係者との連携などの義務が定められており、違反すると登録取消などの処分を受けることがあります。
実務の質を保つための研修は義務化されていませんが、公認心理師試験研修センターや職能団体が、資格取得後も学び続けるための研修を提供しています。
COURSE講座で学ぶ
無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次の章で、順番に学べます。
FAQよくある質問
公認心理師になるには大学院に行く必要がありますか?
代表的なルートの一つは大学院修了ですが、大学で指定科目を修めたうえで一定期間の実務経験を積むルートもあります。
公認心理師試験は誰が実施していますか?
厚生労働大臣・文部科学大臣が指定した一般財団法人公認心理師試験研修センターが実施しています。
公認心理師に資格の更新はありますか?
公認心理師には定期的な更新制度はありません。ただし公認心理師法に定められた義務に違反すると登録を取り消されることがあります。
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