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心の健康

不安症とは

英語: Anxiety Disorder ・ 更新日 2026-10-04

不安症(不安障害)とは、過剰な不安や恐怖が続き、日常生活に支障をきたす精神疾患の総称のことです。精神疾患の中でも特に頻度が高いグループとされています。

01不安症をくわしく

不安症は、特定の対象を恐れる恐怖症や、慢性的な心配が続く全般不安症、突発的な強い恐怖発作を伴うパニック症など複数の疾患を含む総称です。2003年の総説によると、恐怖症が最も頻度が高く、全般不安症の生涯有病率は3〜30%、社交恐怖は2〜16%、パニック症と強迫症は約2%とされています。

2016年に発表された48件のレビューを統合した研究では、成人の不安症の有病率は調査によって3.8%から25%までばらつき、女性は男性のおよそ2倍かかりやすいことが示されました。35歳未満の若い世代で負担が大きい傾向も報告されています。

不安症は慢性的に続きやすく、自然に治まることはほとんどないとされ、うつ病や物質使用障害などと併存しやすい点が特徴です。2003年の総説では、不安症がうつ病や物質関連の問題より先に発症することが多いとも指摘されています。

「不安を感じること」自体は誰にでもある正常な反応であり、不安症と診断されるのは、不安が過剰で持続し、生活に明らかな支障が出ている場合に限られます。この線引きを誤解し、強い緊張を感じるだけで自己判断してしまう例もあるため注意が必要です。

02身近な例

人前で話す場面を考えるだけで強い動悸や不安が何週間も続き、仕事や学校に行くことさえ避けてしまう場合、社交恐怖など不安症の可能性があります。

03講座で学ぶ

不安症は、無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次のレッスンで詳しく学べます。

  1. 第15章不安症とは何か。日常の不安との違い

FAQよくある質問

不安症とは何ですか?

不安症(不安障害)とは、過剰な不安や恐怖が続き、日常生活に支障をきたす精神疾患の総称のことです。

不安症とパニック症の違いは何ですか?

パニック症は不安症に含まれる一種で、突発的で激しい恐怖発作(パニック発作)を繰り返す点が特徴です。不安症全体には、慢性的な心配が続く全般不安症や、特定の場面を避ける社交恐怖なども含まれます。

不安症は自然に治りますか?

不安症は慢性的に続く傾向があり、治療を受けずに自然に改善することはほとんどないと報告されています。症状が続く場合は専門家への相談が勧められます。

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学習性無力感汎適応症候群バーンアウト(燃え尽き症候群)認知のゆがみセルフスティグマアンヘドニア

出典

  1. Martin, P. (2003). The epidemiology of anxiety disorders: a review. Dialogues in Clinical Neuroscience, 5(3), 281-298.
  2. Remes, O., Brayne, C., van der Linde, R., & Lafortune, L. (2016). A systematic review of reviews on the prevalence of anxiety disorders in adult populations. Brain and Behavior, 6(7), e00497.

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