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心の健康

全般不安症とは

英語: Generalized Anxiety Disorder (GAD) ・ 更新日 2026-10-04

全般不安症とは、仕事や日常のさまざまな出来事についての過剰な心配が、ほぼ毎日6か月以上続く不安症のことです。心配そのものが、この障害の中心的な特徴とされています。

01全般不安症をくわしく

2013年にニューマン(Newman)らが発表したレビューでは、全般不安症の中心的な特徴は「心配」であり、感情の変化にうまく対応できない状態と関係していると説明されています。

2006年にルシオ(Ruscio)らが米国の全国調査(NCS-R)のデータを使って行った研究では、DSM-IVの診断基準(心配が6か月以上続くことなどを含む)に基づく全般不安症の生涯有病率は5.6%、12か月有病率は3.0%でした。「心配が続く期間」の基準を6か月から1か月に緩めると生涯有病率は9.1%に、さらに他の基準も緩めると13.7%まで増えることが示され、診断基準の決め方によって有病率の数字が大きく変わることがわかります。

ニューマンらのレビューでは、全般不安症の生涯有病率はおよそ5.7%、女性の生涯有病率(5.3%)は男性(2.8%)より高いことも報告されています。

全般不安症の「心配」は、誰にでもある日常的な心配事とは異なり、その強さや長さ、生活への影響の大きさによって区別されます。心配性であることそのものが、すぐに全般不安症を意味するわけではありません。

02身近な例

仕事のこと、家族のこと、健康のことなど、特定の出来事に限らず様々なことについての心配が半年以上ほぼ毎日続き、落ち着かない日々が続く場合、全般不安症の特徴に当てはまることがあります。

03講座で学ぶ

全般不安症は、無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次のレッスンで詳しく学べます。

  1. 第15章不安症とは何か。日常の不安との違い

FAQよくある質問

全般不安症とは何ですか?

全般不安症とは、仕事や日常のさまざまな出来事についての過剰な心配が、ほぼ毎日6か月以上続く不安症のことです。

全般不安症と心配性の違いは?

心配性は性格の傾向を指す言葉ですが、全般不安症は、心配の強さや長さ、生活への影響の大きさによって区別される診断名です。診断基準の決め方によって当てはまる人の割合が大きく変わることも研究で示されています。

全般不安症は女性のほうが多いのですか?

米国の調査では、女性の生涯有病率(5.3%)が男性(2.8%)より高いことが報告されています。

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学習性無力感汎適応症候群バーンアウト(燃え尽き症候群)認知のゆがみセルフスティグマアンヘドニア

出典

  1. Newman MG, Llera SJ, Erickson TM, Przeworski A, Castonguay LG (2013). Worry and Generalized Anxiety Disorder: A Review and Theoretical Synthesis of Evidence on Nature, Etiology, Mechanisms, and Treatment. Annual Review of Clinical Psychology, 9, 275-297.
  2. Ruscio AM, Chiu WT, Roy-Byrne P, Stang PE, Stein DJ, Wittchen HU, Kessler RC (2006). Broadening the definition of generalized anxiety disorder: Effects on prevalence and associations with other disorders in the National Comorbidity Survey Replication. Journal of Anxiety Disorders, 21(5), 662-676.

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