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恋愛・人間関係近接性効果とは
英語: Propinquity effect ・ 更新日 2026-10-02
近接性効果とは、物理的に近くにいる相手ほど、好意を持ちやすく、友人関係を築きやすくなる傾向のことです。1950年代の社会心理学の住宅研究以来、繰り返し確認されています。
01近接性効果をくわしく
近接性効果とは、物理的に近くにいる相手ほど、好意を持ちやすく、友人関係を築きやすくなる傾向のことです。1950年、フェスティンガー(Leon Festinger)、シャクター(Stanley Schachter)、バック(Kurt Back)は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生向け住宅に住む世帯を対象に、誰が誰と親しくなるかを調べました。住居の割り当てはほぼランダムだったため、自分で住む場所を選んだ影響を排除して、距離と友人関係の関係を調べることができました。
調査の結果、住居が近い世帯同士ほど友人になりやすく、郵便受けや階段の近くなど人の行き来が多い場所に住む世帯は、他の階の住民とも親しくなりやすい傾向が見られました。単なる物理的な距離だけでなく、日常的にすれ違う機会の多さ(機能的な距離)が、関係づくりに影響することが示されました。
2008年にバックらが行った調査では、大学の講義で座席がほぼランダムに割り当てられた学生たちを対象に、1年後の友人関係を調べました。その結果、座席が近かった学生同士の方が、その後も友人関係を築いている割合が高いことが示され、近接性効果はオンライン化が進んだ現代でも確認される現象だといえます。1975年のネイハモウとロートンの研究でも、年齢や人種が異なる住民同士の友人関係は、物理的に近い場所に住む人の間でほぼ限られて生じていたことが報告されています。
02身近な例
学校や職場で席が近い人と自然と仲良くなりやすいのは、近接性効果の一例です。
03講座で学ぶ
近接性効果は、無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次のレッスンで詳しく学べます。
FAQよくある質問
近接性効果とは何ですか?
近接性効果とは、物理的に近くにいる相手ほど、好意を持ちやすく、友人関係を築きやすくなる傾向のことです。1950年代の住宅研究以来、繰り返し確認されています。
近接性効果は今も当てはまりますか?
2008年の調査では、大学の講義で座席が近かった学生ほど、1年後も友人関係を築いている割合が高いことが示されており、現代でも確認される傾向です。
近くにいれば必ず仲良くなるのですか?
必ずそうなるとは限りません。近接性は友人関係が生まれる「きっかけ」を増やす要因であり、好意につながるかどうかには、その後のやり取りの内容なども関わります。