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社会心理学情報源の信頼性効果とは
英語: Source credibility effect ・ 更新日 2026-10-02
情報源の信頼性効果とは、信頼できる人物や機関からのメッセージほど、説得の効果が高くなる傾向のことです。ただし、この効果は時間とともに小さくなっていくことが研究で示されています。
01情報源の信頼性効果をくわしく
情報源の信頼性効果とは、信頼できる人物や機関からのメッセージほど、説得の効果が高くなる傾向のことです。1951年、ホブランド(Carl Hovland)とワイス(Walter Weiss)は、同じ内容の文章を、信頼性が高い情報源(専門的な雑誌など)と低い情報源(低俗な媒体など)に割り当てて読ませる実験を行いました。
実験の直後は、信頼性が高い情報源からのメッセージの方が、参加者の意見を変える効果が大きいことが確認されました。ところが数週間後に再度意見を測定すると、この差が小さくなる、あるいは逆に低信頼性の情報源の影響力が増すという現象も観察されました。これは「スリーパー効果」として知られています。
ホブランドらは当初、時間が経つと情報源を忘れてしまうためだと説明しましたが、後の研究では、情報源とメッセージの結びつきが時間とともに弱まる(情報源ほど忘れにくいメッセージ内容だけが残る)という「解離仮説」で説明されることが多くなっています。2004年のクムケイルとアルバラシンによるメタ分析でも、スリーパー効果自体は様々な条件下で確認されています。
02身近な例
同じニュースでも、信頼している専門家が言うのと、よく知らない人が言うのとでは、信じやすさが変わることがあります。ただし、時間が経つと情報源の印象が薄れ、信じやすさの差が小さくなることもあります。
03講座で学ぶ
情報源の信頼性効果は、無料講座「ゼロから学ぶ心理学入門」の次のレッスンで詳しく学べます。
FAQよくある質問
情報源の信頼性効果とは何ですか?
情報源の信頼性効果とは、信頼できる人物や機関からのメッセージほど、説得の効果が高くなる傾向のことです。1951年にホブランドとワイスが実験で示しました。
情報源の信頼性効果とスリーパー効果の関係は?
情報源の信頼性効果は時間とともに小さくなることがあり、この「時間が経つと信頼性による差が薄れる」現象をスリーパー効果と呼びます。両者は同じ実験の中で観察された、関連する現象です。
信頼できる人の言葉はいつまでも説得力があるのですか?
必ずしもそうではありません。研究では、時間が経つと情報源の印象が薄れ、信頼性による説得効果の差が小さくなる、あるいは逆転することがあると報告されています。